今回デスクライトを購入することになったのでどのようにライトを選んだのか。どんな候補があったのかなど、自分で後で見返すのに残しておくのと、同じような探し方をしてる人の参考になればと思い書き残すことに。分かりやすいように簡易的ですがイラストも付けてみました。
本文が長くなってしまったの二部構成です。
自分もこの記事を書きながらどの機種にするか選び実際に購入にいたったので実際に参考になるかは分かりませんがご覧ください。
最初にほしかったのはデスクライトではなかった!?
今年に入りお正月は少しゆっくりしたのですが、その時間を利用して簡易的な自作撮影スタジオを作りました。ダンボールにコピー用紙を貼った簡単なものですが、これがなかなか綺麗に撮影ができます。
あまり大きなサイズのスタジオではないので被写体のサイズは10cm位が限界。それ以上大きいと箱のつなぎ目が見えてみっともない感じになります。
自作スタジオは遊びで使うもので自分の持ち物なんかを撮影しようと思っているのですが、あわよくば靴やバッグなんかも撮影したいなんて思ってしまって。そこからある程度大きな自作スタジオを作ろう!なんて目指してしまった所から迷宮ラビリンスに入りこんでしまいました。
撮影に必要な光源探し
写真を撮影するには光が必要です。家の蛍光灯の光でも撮影は出来るのですが、基本は電気を消して上からライトを照らす感じです。小さいスタジオであればある程度の光でスタジオ全体を覆う光がまかなえるのですが、ある程度大きなスタジオを作るとなるとそれだけ光源の明るさも必要になります。
LEDのビデオライトも持っているのですが、だいぶ昔に買ったのでAC電源に対応してない。乾電池を大量に使うモデルです(ビデオ用の充電池は使える)そんなこんなで買うかな。となりそこから光源探しの旅が始まりました。
今回は遊びに使う自作ということでスタジオ作りにそこまでの予算は出せません。
能力的にちょっと良さげなライトでも3000円〜4000円とか。もう少し安く変えればいいなって思っていたのですが、安いものだと今家にあるライトと変わりありません。さてさてどうしたものかと考えている時にあることを思い出しました。
まさかの方向転換
そのあるこというのは、普段使いのデスクライトが欲しいと思っていたのですがすっかり忘れていたのを思い出しました。
そこで閃いたのが、今回の撮影ライトはデスクライトで賄ってしまおうという魂胆です。これはもう遊びではなくて設備投資です。と言い聞かせてるだけですが。
ここまできたらその方向で進むということで、もう一度予算を組み直したら8000円まで出せそうという計算になりました。8000円の予算もあれば結構良いライトがあります。もちろん撮影用にも使えそうです。
といことで最初は撮影用のライトを探していたのですが、デスクライトを探すことになりました。そこからまた調べたりお店で実機などを試用したりなどが始まりました。
ライトの種類
デスクライトにも色々と種類があります。ライトを探す上でよく出てくる用語と簡単な説明。選ぶ際に基準にした部分などを書いていきます。だいぶ難しいこともあるので詳細な説明がしてあるサイトやブログへのリンクなども添えておきます。
分かりやすいように画像を作りましたが数値や色などは見て分かりやすいように作っているのであくまで参考としてみてください。また画像の一部にDREAMARKとウォーターマークが入っていますがそこは気にしないでください。
デスクライトの各部名称
デスクライトは基本的に台座、アーム、シェード、光源というパーツから構成されています。各パーツの間には関節があって高さや角度を自由に変えられるものから固定式のものまで数多くの商品がある。
光源
設置方法
- スタンド式 台座がありデスクに置くタイプ
- クリップ式 クリップでデスクに挟むタイプ
- クランプ式 万力のようにデスクに締め付けるタイプ
ここはスタンド式を選択。本当であれば机に固定をしておけるクリップ式やクランプ式の方が場所も取らずに安定感も良いのですが今回はライトの移動も考えてスタンド式にしました。
アームの種類
高さや角度の調整がある程度できるものが良かったので2つ以上の関節があるアームを選びました。この形式をなんて呼ぶのかちょっと分からないのですが、私的には関節アームと呼んでます。
今回は自由に角度や高さを変えられるフレキシブルアーム?(ゴリラポッドみたいな感じの)は省きました。あくまで関節アームのみに絞る。
シェードの種類
シェードはLEDのついている傘の部分です。長いストレートタイプや丸いタイプがありますが、長い方が机を幅広く照らすことができるのでここはある程度の幅があるストレートタイプを選択。長さとしては大体30cm以上あるのが理想。これは私のデスクが110cmであることが関係します。もっと大きなデスクを使っている場合、シェードはその分大きいものを選ぶかデスクライトの他にもう一つライトを増やすなど机の大きさや机のどの程度の範囲照らすかによって変わってきます。
LEDの多重影問題
多重影問題とは、LEDの素子1つづつが光源となってしまい光の当たる角度などの違いにより影が多重してしまう現象です。使用されるLEDの素子が何個もならんでいる時に起こります。これはとても目の負担になり疲れの原因にもなります。以前はLEDの大きな問題となっていたのですが解決するために光を拡散させるなど照らし方を工夫し影の多重を軽減できるようにしました。この多重影対策があるのは条件の1つです。
多重影の説明は大塚商会のサイトのがわかりやすかったので紹介しておきます。
LEDデスクライト・LED卓上ライト | 大塚商会
調光・調色・演色性
今回は撮影にも使いたいというのがあるのでLEDで調光ができるのも条件。
調光は光の明るさを調整できる機能です。LEDであれば明るめから暗めまでの明るさを調整できます。2段階や5段階などの段階式やシームレスに調整できるものがあります。光の明るさの単位はルーメン(lm)で表記されます。最大800lmと表示されていた場合は調光の一番明るい状態での明るさを表します。
ちなみに電球や蛍光灯の場合は消費電力によって明るさが違うので、明るさの目安としてワット数(40Wや60W)が使用されていました。LEDでは消費電力が少ないためにワット数=明るさではなくなりルーメンという明るさの単位で表示されるようになる。
この辺りの説明も先程と同じ大塚商会のサイトが分かりやすかったです。
LED・LED電球のワット数(W)とは | 大塚商会
デスクの明るさ
明るさに関しては、デスクを明るくすればいいだけではありません。明るすぎても暗すぎても目の疲れやすさに繋がります。ちょうど良い明るさを調整するにはLED調光機能が便利です。このあたりの話は以下のコイズミファニティック株式会社のLEDの説明ページが参考になりました。
LEDライト(エコレディ) | 学習机・家具 | コイズミファニテック株式会社
調色というのもあります。これは色温度を調整できる機能です。電球色(約3000K)、温白色(約3500K)、白色(約4200K)、昼白色(約5000K)、昼光色(約6500K)などを切り替えできます。調色と合わせて作業や環境に合う光が作り出せます。この機能が付いている商品は高額になってきます。
作業中の色温度
デスクで使うときなど活発な時には寒色系の明るい色にして落ち着きたいときなどにはオレンジの光のような暖色系にするのが一般的というか規格でありますが、それも一概にはいえないようです。私もデスク作業=明るいと思いこんでましたがもう一度検討の余地がありそう。以下のオフィスデザインを手がけるOFFIVEのブログが参考になりました。基本的にオフィスの話ですが、家でパソコンに向かう時の照明の参考にもなります。
オフィスの照明が眩しすぎて苦手な人へ。明るさの本当のお話。|Offive Blog
もう一つは演色性。演色性というのは基準光(自然光)の当たった色をRa100として、照明が当たった場合、色をどれくらい再現できるかの指標で、平均演色評価数(Ra)で表す。数値が高いほど高演色性となり低いものは低演色性と呼ばれる。Ra70よりもRa95の方が色の再現性が高いことになります。大体のライトだとRa80前後〜Ra90前後位。この位が住宅向きになります。
カラーマネージメントなんかですと高演色性蛍光灯99Raを使い色を管理、チェックします。演色性が高くても色温度が変われば違う色に見えたりなど話せば長くなりますが、この辺は今回あまり重視していないのでRa80程度あればそれでよしとします。
演色性については以下のコニカミノルタの解説ページが分かりやすかったです。
演色性とは - ひかり豆辞典 - 楽しく学べる知恵袋 | コニカミノルタ
更に専門的に知りたい方はパナソニックのページが詳しく書いてあります。かなり専門的なので内容的には難しいですが光について知りたい人は読む価値があり。
光源の光色と演色性|照明設計資料|パナソニック照明設計サポート P.L.A.M. プラム|照明器具|電気・建築設備エコソリューション|法人のお客様|Panasonic
照度規格JIS
デスクライトとしても利用するので最低でも照度規格JIS A形相当。
これは蛍光灯卓上スタンドのJIS規格(日本工業規格)です。
三種類の規格があります。AAが最高でA、一般と続きます。AA形のものは目に優しいライトとして選ぶ時の基準になっています。
これは簡単にいうと光源の中心から30センチの明るさ。50センチの明るさがどの規格を満たしているかで分類されます。単位はルクスで表記されます。
こまかくいうと光源中心直下の点を中心にして 50センチ、30センチ の 1/3円周上において測定。
AA形は50センチで250lx以上、 30センチで500lx以上
A形は50センチで150lx以上、 30センチで300lx以上
この規格は蛍光灯のものなのでLEDではA形相当という表記になってます。
JIS規格C8112は下記のサイトでC8112を検索すると見れます。
JISC 日本工業標準調査会
規格的にAA形が一番明るいとされてますが今のところ私の環境ではA形相当で充分。規格といっても商品ごとの光源の高さや距離などによっても数値に違いがあるのであくまで参考程度に留める位で候補にいれておこうかなと。
ルーメン(lm)とルクス(lx)の違い
LEDの数値をみるとルーメン(lm)やルクス(lx)と表記がしてあるのが確認できます。この違いは。ルーメンは光源が放つ光の束の強さ(量)です。単位が多いほど強い光になる。
一方ルクスは光の届いて当たった場所の明るさになります。 単位が多いほど明るい。
VDT作業におけるガイドラインによると
VDT作業というのはVisual Display Terminals(ビジュアル ディスプレイ ターミナルス)の略で、ディスプレやキーボードやマウスを使った作業、つまりパソコン作業などのことをいいます。この作業における健康管理のための厚生労働省のガイドラインなんかがあったりします。
新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定について
これは照明だけでなく、作業、作業時間や姿勢などにも及ぶ説明がされてます。主に仕事におけるガイドラインですが、ブログなど長時間パソコンと向き合う方は一度読んでみてもいいかもしれないです。目が疲れやすいなとか思う方は特に。自分も含む。
今回は照明だけ切り取ると、ディスプレー周りの照度が500ルクス以下。キーボード周辺が300ルクス以下というガイドがありました。
簡易的に今の自分の状況を測ってみると、画面は適度値内ですがキーボード周辺が明らかに足りてないようです。画面周辺との差もかなりあります。数値差が大きいほど目が疲れやすいようです。
今回はこのガイドラインの数値に近づけてみようかなと思ってます。照度計なんかも欲しくなってきましたね。値段の安い照度計(精度は分かりませんが)もあるのでライトが予算内に収まればそれもまた考えたいと思ってます。
少し話しは逸れますが私が以前買おうとしていた山田照明のZ-10Nは照度規格JIS AA形相当。値段も1万2千円位で購入できるので今回の購入も考えていたのですがクランプ式で、デスク用にするにはオプション品の購入にプラス5500円〜9500円程度かかってしまいます。それに場所的にも今回は置ききれないのでまたいずれ購入を考えようかなというところです。
候補の条件の一覧
ここで候補の条件をまとめておくと
- デスクライト
- 光源はLED
- 調光機能がある
- 調色機能がある(出来れば)
- 演色性(Ra80程あれば)
- 多重影処理
- 関節アーム
- 台座のあるスタンド式
- シェードは30cm以上が理想
- 照度規格JIS A形相当
この10の条件です。この条件を揃える商品を8,000円以内で買うことができるのでしょうか。実際に検索したり販売店を見て条件をみたしたデスクライトの候補を最安価格順に紹介していきます。
ルーメン(lm)やルクス(Lx)の数値は各メーカーによってだいぶ違います。必ずしも高いから良いというわけではありません。表記の違いなどもあるので参考程度に見てください。
基本的にはもW(幅)がシェードの長さでH(高さ)アームの長さ。D(奥行き)が台座の幅。になると思います。角度などで変わったりし一部商品では違うなどありますが、おおよその大きさの参考になると思います。
候補に上がったデスクライト13機種
Yazawa SDLE07N12BK
全光束:810lm 7段調光
色温度:6000K・最大照度:1000lux W350mm×H415mm×D180mm 840g コード長1.5m
最安価格(税込):¥2,250(価格.com調べ 2017年1月)
今回調べた中でも一番安くて7段調光もできる。アームの部分はアルミで触った感じの質感も悪くなかった。この価格でこれはお買い得。スタジオ用だけならこれに決めてたかも。
オーム電機 ODS-LK2-K
照度:約1200ルクス(直下30cmの高さ) 4段調光
多重影処理 明るさ記憶機能 USBポート1つ チップ型LED×12灯使用(交換不可)
実機を触ってみたけど使い勝手は結構い感じだった。でもちょっと質感が今ひとつ。明るさ記憶機能がついてるので前回消した時の明るさで再び点いてくれる。多重影処理もされているので機能的には良さそう。さらにUSB出力がついてるのでスマホの充電ができる。
最安価格(税込):¥3,059(価格.com調べ 2017年1月)
アンカー Anker T1107521 [Eufy Lumos A4]
5段調光 4色調色
ディフューザーと導光板を搭載 高さ:最大約65cm
スマホ周りやUSBで有名なAnkerの日本法人アンカージャパンが2016年に始めた家電ブランドであるEufyの商品。なんとこの値段で調光のみならずに4色調色機能付き。デザインは格好いい。数値的なスペックがほとんど出ていないのが心配なところ。
参考価格(税込):3,581 円 (税抜)(ビックカメラ.com調べ 2017年1月)
TaoTronics TT-DL13
最大410ルーメン 7段調光 5段調色
アルミボディ USBポート 演色指数93以上 色温度:2700K~6000K
Amazonを中心に販売しているTaoTronics。アメリカのカルフォニアに本社を構える。一部にアルミボディを採用しているのが格好良い。調光調色もできる。また他の製品より特に凄いのが演色指数93以上という評価値。スペックは違うが一番最初に紹介したヤザワの商品と形や材質、調光のタッチセンサーが似ている。ほぼ同じ。どちらかがOEMか作り先が一緒なのか。
参考価格: ¥ 3,999(Amazon調べ 2017年1月)
ルミナス DL-H368NBK
580lm(モード・設定による最大) シームレス調光 昼光色
USB出力 明るさMemory 照度規格JIS A形相当 110度関節が曲がる 幅355×奥行135×高さ425mm
スチールラックで有名なドウシンシャのデスクライト。こんなものも出してたんですね。というかドウシンシャっていろんなものを手がけている会社だったのを今回初めてしりました。照度規格JIS A形相当の明るさを保ちシームレスで明るさMemoryも付いてる。デザインも格好良い。一番下の関節も110度曲がるので高さ調整は柔軟に対応できそう。USB出力もついてるのでかなりの有力候補。実機を見た感じでは質感は良かった。ただ関節のきつさが強力で動かしにくかった。この辺は調整が効くのか気になる所。
最安価格(税込):¥4,290(価格.com調べ 2017年1月)
AUKEY T-T10
光束600ルーメン 7段調光、5段調色
USB充電ポート タイマー機能 メモリ機能 多重影処理 幅355×高さ425×奥行19,5
Anker同様にAmazonでスマホ周りやUSBで有名なメーカー。本社は中国にあります。調光調色が出来、他の面でも条件はクリアしている。機能的には申し分なさそう。Amazonのデスクライト部門でランキング上位です。
参考価格(税込):¥ 4,299(Amazon調べ 2017年1月)
STE エス・ティー・イー DHD27SV
全光束:450lm 直下照度780lx(発光部を90度に曲げた時) 3段調光
色温度:4000K 材質:台座 ガラス、本体 アルミ/プラスチック 商品サイズ:台座10.5cm × 16cm 本体3cm×67cm JIS規格の照度もクリア(何形かは不明)重さ:496g
触った中で質感が一番良かった商品。アームとシェードの材質はアルミで台座はガラス製。関節部分などはプラスチックだけど総合的な質感が良い。販売しているSTEという会社は知らなかったけど浅草橋に本社を構える日本の照明メーカー。デコライトというブランドで一般的な商品を販売。それなら見たことある。あの会社だったのか。
参考価格 ¥5,100(税込)(ヨドバシ.com調べ 2017年1月)
山田照明 Z-8
定格光束(LED) 393lm 中心直下照度:1570Lx シームレス調光100~30% 昼白色5000K 演色性(Ra) Ra80
昼白色 ソフトスタート機能ラストメモリー機能照度規格JIS A形相当 アーム角度45度 セード幅160×118全高472mm
ちょっとここでシェードの幅的にコンセプトからハズレますが山田照明の商品を紹介します。私が山田照明を好きなだけですが、やはり形は洗練されていて格好いい。Z-LIGHTは半世紀以上の歴史をもちます。このタイプのものでもいいかなと少し心がゆらぎます。
最安価格(税込):¥5,390(価格.com調べ 2017年1月)
ツインバード工業 TWINBIRD LE-H618B
セード高さ 32 cm 時:昼白色 672 lm 5段調光 3段調色
導光板 + 反射ドット タイマー付き 約 500 × 105 × 335 mm 多重影処理
中堅家電メーカーのツインバードも照明器具を沢山出してるメーカーの1つ。なかなかオシャレなのもあったりするのでけっこうチェックをしています。この製品は機能的に調光調色もできては申し分なし。ただボタンがシェード部分についてるのがちょっとマイナス。
最安価格(税込):¥5,409(価格.com調べ 2017年1月)
ツインバード工業 TWINBIRD LE-H616B
5段階調光 5段階調光
JIS規格照度AA形相当 白色(5000K) 多重影処理 約 360 × 320 × 425 mm
こちらもツインバードの商品で、スペースに余裕があればこれを選んでもいい位の高性能。高さがあるのにJIS規格照度AA形相当を誇るのはさすが。シェードは基本横向きで少しだけ回転できる。デスクライトとして使うLED製品では安価で高性能が手に入るのでおすすめではある。土台がかなり大きく置くスペースがあればこれかな。クランプ式の同商品もある。
最安価格(税込):¥5,899(価格.com調べ 2017年1月)
アンカー Anker T1106521 eufy Lumos E1
6段調光 5段調色
USBポート2 ディフューザーと導光板を搭載 土台18cm
先程紹介したライトと同時に発表された上位機種。調光調色ができて背面にはUSBポートを2つ搭載している。ここはAnkerの伝家の宝刀といったところでしょうか。デザインやUI(ユーザーインターフェース 簡単にいえばボタンやダイヤル、タッチパネルなど)も格好良い。ただ前回同様いろいろな数値は公表されてない。
価格: ¥ 5,980(Amazon調べ 2017年1月)
パナソニック SQ-LD521-W
427lm・13W シームレス調光 LED(昼光色6200k・Ra85)
JIS規格:A形相当 幅338mm(セード部)・高さ(上アーム)110mm(下アーム)360mm 約2.5kg 6カ所可動
ここでやっとみなさんおなじみのパナソニックブランドが登場。知名度や安心感では他の追随を許さない。価格.comやAmazonでもランキング上位をしめる機種です。予算内なら迷わずにパナソニック買っておけという感もありますが、ここまで調べたからには王道を行かずに感もありますね。店でみると質感はよく他の物よりも全体的に大きく感じた。
最安価格(税込):¥7,510 (価格.com調べ 2017年1月)
コイズミ ILLUMINATOR PCL-012BK
5段調光 3段調色
凸凹形断面拡散レンズ 照度規格JIS A形相当
490mm アーム長:450mm セード:350×45mm タイマー機能/60分 40度 1.3kg
コイズミは日本の照明メーカーで国内でも大手。機能的には申し分なく、デザインとUIが格好良い。特に横からみた姿が美しい。ただ実機を見たところ質感は値段ほどには感じられず。今回の予算の8000円を少しオーバーしたが一応候補入り。
最安価格(税込):¥8,090(価格.com調べ 2017年1月)
興和 【LUPINUS】EK320-WH2
照度(40cm下面):1,500ルクス
色温度5,000K Ra80以上 重さ:1,400g 6カ所可動 シームレス調光 アーム角度50度 幅3.5cm× 奥行き46cm ×高さ43.5cm
最安価格(税込):¥9,799(価格.com調べ 2017年1月)
今回は予算オーバーだけども実際に触ってみてかなり好印象だったので紹介しておきます。興和(KOWA)はキャベジンで有名ですね。その会社でライトの販売もしてます。この商品は先ほど紹介したパナソニック商品に大きさや可動部分などが似てます。ただ質感はこちらの方が良く、大人っぽさが感じられます。
どれにしようか悩む
今回の条件を満たし8,000円以内で買えるのは以上の12商品(+3)でした。まさかこの価格帯で調色まで出来るデスクライトがあるのには驚きました。その辺の機能を抑えてきているAnkerやAUKEYにTao TaoTronicsのAmazonを主戦場としているメーカーのライトも気になる所。しかし実際にお店に置いてあるのを見てないので実機は触れず。そこが不安でもあります。
調色機能は今回はあえて捨てて 国内メーカーのものを選ぶか。
迷いに迷ってある商品にきめました。
実際の購入&レビュー編は次回に続く。
以上、LEDデスクライトを購入したのでその過程と候補13商品から購入までのポイントをイラストを添えて説明します【前編】でした。
最後までお読みいただきありがとうございます。感謝